■その前に、まずは「塩」そのもののメリットから!
塩には細菌類を死滅させる殺菌効果や、菌の繁殖を抑えて腐食を抑える防腐効果があります。そのため昔から魚の塩物、味噌、醤油など、多くの食品の保存に利用されてきました。
しかし、その一方で「減塩」と言われますよね。
「塩分を摂りすぎると高血圧につながるなど、カラダに良くないから減塩しよう」と。
ただ、これは一般的な食塩(精製塩)の話です。精製塩は塩化ナトリウム以外のミネラル分が人工的に除去されていて塩分濃度が高いため、摂りすぎは禁物とされているわけです。
■普通の塩と海の塩、何が違うの?
海の塩は海水をそのまま天日干ししたり煮詰めたりして作るため、マグネシウムやカリウム、カルシウムなど、人に欠かせない栄養素であるミネラルが豊富に含まれています。現代人はミネラル不足なので、海の塩であれば、私はもっと摂っても良いと思います。
その上で、さらにお伝えしたいのは、その摂り方は、食べたり飲んだりする以外にもあるということです。というわけで、私が日頃実践している海の塩の摂り方をご紹介しますね。
いずれも、海の塩の天然ミネラルが摂れるだけでなく殺菌効果も得られる「一回で二度おいしい」方法です。
■その1:「鼻うがい」
実は風邪などのウィルスは「上咽頭」という場所に溜まりやすく、ここは鼻腔とつながっていて喉の奥には直接つながっていないため、喉をガラガラさせるうがいでは除去できません。
そこで、私は日常的に鼻うがいをしています。
「鼻がツンとしないですか?」と言われるのですが、海の塩を水に混ぜて使えば問題ありません。
方法は、
1.市販の鼻うがい容器にぬるま湯を入れ、その分量に対して約0.9%(ぬるま湯50mlに対して約0.4〜0.5g程度)を混ぜる。
2.うつむいた姿勢で、容器の先を鼻に差し、容器の腹を押して海塩水を入れて流す。
3.両方の鼻で行なったら、最後は鼻を強くかみすぎず、拭う程度にする。
風邪の治りかけによくある、いわゆる「ドロ鼻」は、この鼻うがいで一発で流し出せます。
最初のうちは慣れが必要ですが、ウィルス除去に加えて粘膜から天然のミネラルを吸収できるのでおすすめです。
■その2:「歯磨き」
私は歯磨きにも海の塩を使っています。
市販の歯磨き粉は、その添加物が口の粘膜や舌から吸収されてしまうため、私は使っていません。
方法はカンタン。
スプーンで軽く1さじ取って、歯ブラシに落として、あとは磨くだけ。
海の塩の抗菌消毒効果が得られるだけでなく、豊富なミネラルが吸収されていき、カラダを整えてくれます。
人は海に入っているとそれだけでカラダのバランスが整うと言われるほど、天然の塩の成分は私たちのカラダを良くしてくれます。
ぜひ、あなたも海の塩を生活の中に採り入れてみませんか?
■ちなみに僕が愛用している海の塩はこちらです!
「沖縄の海水塩 青い海」
※僕の大好きな沖縄の自然が生んだ海水塩です。
楽天ショップ等で購入できます。
私にマージンが入るわけではありませんのでご安心を!(笑)
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